住民税とは

 

 一般に市町村民税(東京23区では特別区民税)と都道府県民税を合わせた税金を指します。地方自治体による教育、福祉、防災、ゴミ処理などの行政サービスを行うための資金確保が目的で、一定額以上の収入がある人からその額に応じて税負担させるという特徴があります。

 

 

住民税の基本事項

 

 ・年度は6月~翌年5月

 ・納付方法は普通徴収(個人で直接支払う)と特別徴収(給与天引き)の2つ

 ・納付先は開始年1月1日時点に居住している市区町村

 ・税額は前年1~12月の収入を元に計算

  【例_2020年度(2020年6月~2021年5月)の税額と納付先】  

        税額・・・・2019年1~12月の所得をもとに計算          

        納付先・・・2020年1月1日時点の住民票住所の市区町村

 

 シーエックスカーゴでは特別徴収対象の方の税額通知書を、現住所に6月中に送付いたします。

 税額は各市区町村で決定されますので、税額に関するお問い合わせは納付先の市区町村にお願いいたします。

 

 

 

住民税の給与天引き(特別徴収)について

 

 変更希望の方は、まずはサポートデスクにご連絡ください。

  (月~金 9:30~17:30)

 

 

○普通徴収から特別徴収へ切替希望の方

 

 ・市区町村から送付された納付書を給与計算グループまでお送りください。(これから給与天引きに切り替える分)

 ・既に納付済の期分がある場合は領収証書のコピーを併せてお送りください。

 ・納付期限を過ぎた分は特別徴収することができません。該当期分の納付期限が近付いている場合、その分を普通徴収で納付していただく場合があります。

 【例_普通徴収 第2期分 納付期限8/31、会社に特別徴収切替依頼を8/24にした場合

      ・・・・・第2期分は普通徴収で納付していただき、第3~4期分を9月度給与から控除開始】

 ・会社や役所の締日の関係で、特別徴収の開始月が後ろになる場合がありますのでご了承ください。

 

 

○前の勤務先から「給与支払報告・特別徴収にかかる給与所得者異動届出書」をもらっている方

 

 ・これに該当する方は、上記の書類を給与計算グループまでお送りください。

 ・もらっていない場合は、前の勤務先が市区町村に退職による普通徴収切替申請をしている可能性があります。前勤務先にご確認の上、お手元に市区町村からの税額通知書等が届いていないかご確認ください。

 

 

○退職の場合

 

 ・退職すると、特別徴収から普通徴収へ切り替わります。(本人申請不要)

 ・会社から各市区町村へ書類を送った後、役所で手続が行われます。切替後は役所より税額通知書がご自宅に届きますのでご確認ください。

 ・特別徴収は退職月度まで対象です。退職月度によって当月度分のみを徴収か、残額を一括で徴収か変わるのでご注意ください。

   5月11日~12月31日退職・・・当月度分のみ徴収、残額を普通徴収で納付

   1月1日~5月10日退職・・・退職月度~5月度分を一括徴収

   【例① 7/10退職の場合、7月度分の税額を7月度給与から控除】

   【例② 2/10退職の場合、2~5月度分の合計額を2月度給与から控除】

 ・勤務状況によっては給与が満たず控除ができない場合があります。その際は当月度の特別徴収はせず、普通徴収で後日個人でお支払いいただく形になります。

 

 

Q&A

Q1.住民税の税額通知書はいつ配布されますか。

 A.6月上旬ごろ、会社登録の現住所に送付いたします。住所変更がある場合はお早めにお手続きください。
※各市町村から会社宛に届いた全社員分について一斉に作業を行うため、配布までにお時間をいただいております。ご了承ください。

Q2.住民税額が去年と違います(多い・少ない)。どうしてですか。

A.住民税額は前年1~12月の所得額で決定されます。前年の所得が前々年から増減していれば住民税もそれに伴って増減します。
また住民税の給与天引きは6月~翌年5月の12ヶ月で行います。年間5000円など税額が少ない人は6月で一括天引き後、翌年5月まで0円といったケースが多いです。
税額の計算・決定は各市区町村で行っているため、会社では詳細について把握しておりません。不明点等がある場合は納付先の市区町村へお問い合わせください。
★税額通知書は大切に保管してください。過去分と見比べることで解決する疑問もあります。

Q3.住民税の納付方法を切り替えたい。(個人納付から給与天引きへ)

A.会社から市区町村に連絡・手続きを行いますので、まずはサポートデスクへご連絡ください。
手続き時期によっては直近の振込期限分について個人納付が必要となったり、給与天引き開始月が遅れる場合がありますのでご了承ください。
※期限が過ぎた個人納付分は給与天引きにできません。納付期限前分のみ切替え対象となります。
※給与天引きから個人納付への切替えは基本できません。市町村へご相談ください。

Q4.学校等に提出するため通知書を早く欲しい。

A.通知書を先にお送りすることは可能です。サポートデスクへご連絡ください。

Q5.住民税が給与から引かれているが、市から自宅に税額通知書が届いている。二重で支払うことになっていませんか。

A.ご自身の年齢が関係するかもしれません。その年の4月1日時点で65歳以上の年金受給者は、年金にかかる住民税が年金支給額から引かれる形で徴収されるので、その分の通知書かと思われます。それ以外で心当たりのない場合は納付先の市区町村またはサポートデスクへご連絡ください。

Q6.通知書の再発行はできますか。

A.住民税の通知書は市役所が発行していますので会社で再発行の手続きはできません。お住まいの市役所へご自身でお問い合わせください。

Q7.住民税が給与から天引きされていません。

直近の12月にシーエックスカーゴで年末調整をした方は、住民税は翌年の6月度給与から給与天引きになります。なお12月11日以降の入社の方は申請がなければ個人で納付していただくこととなります。給与天引きを希望する場合はサポートデスクまでご連絡ください。